東急ハンズにもの申す

もの申す、ばかりでなにかクレーマーみたいですが私はクレーマーではありません。
クレーマーは嫌いです。自ら嫌いな対象になりたくありません。

ところで物を買う時、「お金払う人偉い人」っていう考え方の人が多いです。他にも「お客様は神様です」とかね。
ですが、どうなんでしょうか。商品やサービスとその対価は等価交換されて売買が成立するわけですから「おれは客だ」って態度にふさわしいサービスを欲しいというなら、それなりの対価を支払うべきで、そんなアホなコストを負担したくない私はまちがってもいばりちらす馬鹿者にはなりません。店先でここぞとばかりに不手際をどなりちらす馬鹿者や人前でタバコを吸う人は下品だと思います。私は下品にはなりたくありません。

しかしながらこの頃の東急ハンズは感心しませんね。。。かつての東急ハンズは価格が高いかわりにコンセイエサービスが充実していた印象があったのですが、、、

で、なにかと言うと(前置き長いな、、、)

6年前にREIの日本法人で3wayブリーフケース(Eagle Creak)を購入しました。Life Time Warrantyと言って、故意または重大な過失以外の事由でこわれたら製品を使用する限り永遠に無料保証するというサービス付きです。
そのブリーフケースがこのたび把手の糸がほつれてしまい、いよいよワランティーを行使するという時に、なんと件の販売店は日本から撤退しておりました。

買い替えるか、、、、

で、東急ハンズに代替品を探しに行ったついでに、予てより探していた湯たんぽも買おうと、、、

湯たんぽも昨年のブームの波に乗ったのか、チタン、カッパー、真鍮、トタンと様々な材質と価格のバリエーションです。

どの素材にしようか能書きを読みながら悩んでいると、後ろから笑顔の女性が「いらっしゃいませ〜」と声をかけてきました。

私「湯たんぽの材質による違いはどういうところにありますか?」
笑顔の女性「健康器具の説明員なのでわかりませ〜ん」

(だったら声かけるなよ、笑顔だけは立派だな。。。)まあ、心でそうつぶやくだけなのは言うまでもありません。

で、相談カウンターに行きましたが、皆なにか作業をしており当方と目を合わせようとしません。
「すいませ〜ん」っていきなり謝る卑屈な私。
湯たんぽについて聞きたい事があると申し出ると、係の女性は私を湯たんぽコーナーへ案内。
ところが係の女性は他の客に呼び止められなにやら質問され、私を放置プレイに合わせたまま、かなり長い間戻ってきません。
ようやく戻ると先ほどの客はいません。(そりゃ、そんだけ待たせりゃいなくもなるわな。。。それでも待っている私は何者?)
忍耐する私「材質による違いはどういうところにありますか?」
店員「えーと〜」箱の説明を読みながらたどたどしく「銅はぁ 熱伝導がぁ、、、」
(そんなん聞くまでもなく既に読んでるがな、、、)
私「箱に書いてあることは読みましたので、、、わからなければいいです」
店員「少々お待ちください。詳しい者を呼んできますから」
で、またしばらく待たされ、今度は長身の男性が、
詳しい店員「はい、なんでしょう?」
(また言うんかい、、、)
私「XYZnbmi%+*v*/=+」
詳しい店員「熱伝導率が、、、」まあ、箱を読まずに熱伝導率を語る彼はさきほどの女性よりはちと優秀なのかも。。。。

湯たんぽは緊急に必要なわけでもなく、またにしよう。。。

そんなことより今の私にとっては切れかかったブリーフケースだ。

Tumiの質感はいいが2.1kgあるし、Porterは650gと軽いのですが、見かけも軽いし、、、

それにしても小さなブリーフケースに66,000円は高すぎる。

そうだ、ここは東急ハンズだ。自分で直す道具や材料だってあるはず。私の中のクラフトマンシップが目を覚ましたか!

別なフロアの相談コーナーでに行くものの、4名いるスタッフは視線を合わせようとしません。あきらかにめんどくさい仕事にはかかわりたくない姿勢です。いったいどうしたんだ東急ハンズ

いやそうに目が合った店員に
私「これ自分で直したいんですが、ふさわしい針と糸はありますでしょか?」
いやそうな店員「刺繍コーナーならこの奥です」
ちょとじれったい私「私の目的はこのブリーフケースを直すことで、刺繍ではないのですが」
いやそうな店員は刺繍コーナーに案内し、適切な道具を一緒に探すのですが、どうやら無いみたいです。
またしばらく待たされたあげく、Directoryを見ながら「ないみたいですねぇ、、、」

まあ、見習いもいるでしょうし。皆が完璧である必要もないでしょう。
が、たった、一度の訪問でこれほど、どいつもこいつもいやそうに仕事しているスタッフばかりというのはこの会社に何か異変が起きたのではないかと考えてしまいます。

思えば、草津の中沢ヴィレッジでは、社長が自ら範を垂れ365日森林ツアーを実施し、ゴミを拾って歩く姿勢が、スタッフまで浸透しており高く評価できるものでありましたが、東急ハンズの接客はまさに対極的な悪い例になりさがってしまったようです。

いったい、何があったの?ハンズさん。